バレーボールVリーグ男子DIVISION1(V1)には10チームあります。それぞれのチームの特徴や今シーズンの注目選手について紹介しています。
これからVリーグを観戦したい方へ向けて、ツイッターやインスタの写真を織り交ぜて男子チームの紹介しています。
目次
ジェイテクトSTINGS

- ホームタウン(本拠地)
愛知県刈谷市 - サブホームタウン
奈良県橿原市、徳島県徳島市
昨年、2019年10月~2020年2月のシーズンに優勝した勢いのあるチームで、優勝を決めた試合ではチーム全員の力を結集した“全員バレー”を見せてくれました。
中でも中心となったのが日本代表の西田有志(にしだ ゆうじ)選手。20才という若さですが、日本代表を引っ張る存在。
2019年10月のワールドカップでは、西田選手の強烈なサーブやスパイクが驚かせました。世界に注目されている選手です。
Vリーグの日本人選手で最長身、身長207cmの伏見大和(ふしみ やまと)選手にも注目です。
パナソニックパンサーズ

- ホームタウン(本拠地)
大阪府枚方市 - サブホームタウン
福井県福井市
沖縄県沖縄市
昨年、2017/18年シーズン、2018/19年シーズンに2年連続で優勝。2019/20年シーズンは惜しくも準優勝でしたが、スター選手が多く在籍する強豪チームです。
清水邦広、深津英臣、大竹壱青、久原翼、山内晶大、福澤達哉(フランスへ一時移籍中)など、日本代表チームに選ばれているトップ選手が6名も在籍しています。
Vリーグ男子チームの中で全日本代表に選ばれている人数が一番多いです。
一人一人の能力が高く選手層が厚いため、安定的な強さがあります。
また、久原翼選手、今村貴彦選手、福澤達哉選手、清水邦広選手など、特徴的なキャラやイケメンで女性に人気のある選手も多いです。
そして、外国人選手のミハウ・クビアク選手(上の写真)。
クビアク選手はポーランド出身。ポーランド代表チームでキャプテンを務め、オールラウンドな技術の高さは世界トップクラスと言われています。
2020/21年シーズンは再び王者の座が奪還できるかが見どころです。
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サントリーサンバーズ

- ホームタウン(本拠地)
大阪府箕面市,大阪市 - サブホームタウン
東京都大田区、熊本県熊本市、宮城県仙台市
昨年、2019/20年シーズンの順位は3位。
かなり豪華なメンバーです。特に今年はすごいです。
今年の目玉は日本代表キャプテンで、昨年まで海外ドイツやポーランドでプレーした柳田将洋(やなぎだ まさひろ)選手。
柳田選手はルックスの良さからVリーグ男子で女性ファンの多さでも№1と言われています。
#柳田将洋SCグッズ
⭐️ステッカー&ピンズセットhttps://t.co/xReOJ0XTf8 pic.twitter.com/JaHOuJi8YB— 柳田将洋 スタッフ (@yanagida_staff) August 20, 2020
その他、日本代表の大宅真樹、藤中謙也のほか、栗山雅史など実力派の選手がそろっています。
また、2020年8月のアニメ漫画『ハイキュー!!』とのコラボマッチに出場した喜入祥充、松林憲太郎、小野遥輝の3選手も見逃せません。
特に“リアル日向翔陽”と呼ばれる喜入祥充(きいれ よしみつ・下の写真)選手。
「リアル日向」喜入祥充、漫画の力に感謝惜しまず#バレーボール #喜入祥充 #日向翔陽 #ハイキューhttps://t.co/YjfdF8fUQF
— 日刊スポーツ (@nikkansports) September 2, 2020
喜入選手の身長は174cm。平均身長が約187cmの男子Vリーガーとしては小柄ですが、バレー選手の中でもずば抜けたジャンプ力で、大学時代までエースアタッカーでした。
現在、喜入選手は守備の要であるリベロとして活躍しています。
そして、外国人選手のドミトリー・ムセルスキー選手(下の写真の背番号13)。
ムセルスキー選手はロシア出身で、2012年ロンドン・オリンピックではチームの要として大活躍したすごい選手。
さらにその体格の大きさ。身長は218cm、打点の高さを示す最高到達点の高さが375cmは、ともに世界でもベスト3に入る高さです。
巨体からのスパイクやブロックはとても迫力があります。
2020/21年シーズンは優勝が狙えるチームと言えます。
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JTサンダーズ広島

- ホームタウン(本拠地)
広島県広島市(呉市・福山市) - サブホームタウン
山口県、島根県、鳥取県、岡山県、愛媛県
グリーンのユニフォームが爽やかでかっこいいチーム。
JTサンダーズは日本代表に入っている選手は少なめですが、実力の高い、よい選手が数多く在籍しています(筆者としてはもう少し日本代表に選手が多くてもよいチーム)。
昨年の2019/20年シーズンは4位、2018/19年シーズンは準優勝をしています。
一番の注目は日本代表のミドルブロッカーの小野寺太志選手。
ブロックが上手い選手で、2019/20年シーズンではブロック決定本数№1。さらにセンターからの速い攻撃がとても効果的に決まり、アタック決定率も№1でした。
親しみやすいゆるキャラ?なところが魅力的で、女性からの人気も高い選手です。
さらに、公式戦99試合無敗、2年連続3冠を達成した星城高校時代、石川祐希とともにチームを引っ張った武智洸史(たけち こうち)選手。
東福岡高校時代にエースアタッカーとして輝かしい記録を残し、JTサンダーズ加入後にセッターへ転向した金子聖輝(まさき)選手などの活躍も期待されます。
堺ブレイザーズ

- ホームタウン(本拠地)
大阪府堺市 - サブホームタウン
大阪府堺市
堺ブレイザーズはVリーグ創設前の日本リーグ時代(1993年以前)を含めると、優勝回数が最多の名門チームです。
2019/20年シーズンは5位でしたが、いぶし銀のような数多く在籍しています。
2020年度の日本代表選手としては、関田誠大、山本智大、竹元裕太郎、樋口裕希の4選手。
セッターの関田誠大選手は、アタッカーにとって、ものすごい打ちやすいトスを上げると言われています。
高野直哉、出耒田敬選手も以前に日本代表経験者です。
堺ブレイザーズはファン(サポーター)の応援が熱いことでも知られています。
堺ブレイザースのツイッターは、いつも楽しく、盛り上がっている雰囲気が伝わってきます。
ファンフェスティバル2020の第1部・第2部共にLIVE配信を終えました‼️😆
ご覧いただいた皆さんありがとうございました😊
まだ視聴されてない方も視聴申込された方は1週間ご覧いただけます💡
皆さんの感想をお寄せいただければと思います✨
これからも応援よろしくお願いします🙇♂️#堺ブレイザーズ pic.twitter.com/CVOYbsJNte— 堺ブレイザーズ (@sakaiblazers) August 15, 2020
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東レアローズ

- ホームタウン(本拠地)
静岡県三島市 - サブホームタウン
静岡県静岡市
東レアローズは個性豊かなメンバーが集まっているチーム。名実ともにVリーグの中で存在感の高さがあります。
試合が負けそうになっても最後まで食らいついてゆく粘り強さがチームカラー。
相手チームにとっては最後まで簡単には勝たせてもらえない、しつこさと手ごわさの両方があると言われます。
東レアローズからは2020年度の日本代表選手は藤井直伸、高橋健太郎、李博、富田将馬の4選手。
その他にも富松崇彰、米山裕太、峯村雄大、星野秀知ら、Vリーグの名物選手が在籍しています。
2020年8月のアニメ漫画『ハイキュー!!』とのコラボマッチに出場した富松崇彰(とみまつ たかあき)選手はブロックの名手(下の写真中央、背番号2)。
36才を迎える富松選手は歴代ブロック決定本数日本記録保持者で、若手ミドルブロッカーたちのお手本となっています。
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ウルフドッグス名古屋

- ホームタウン(本拠地)
愛知県尾張地方、名古屋 - サブホームタウン
愛知県尾張・名古屋
2019年にチーム名を変更。以前の「豊田合成トレフェルサ」から「ウルフドッグス名古屋(WD名古屋)」というチーム名になりました。
2019/20年シーズンは7位でしたが、2015年から3年間、優勝と準優勝を重ねていました。
2020年度の日本代表選手は高梨健太(たかなし けんた)選手。
ほかにも古賀 幸一郎(リベロ)、傳田亮太(ミドル)、永露元稀(セッター)など代表経験者がいます。
また、注目は川口太一選手(下の写真)。海外ドイツでプレーするなど、実力がありながら、シニア代表には選ばれていませんが、今後に注目です。
そして、2020/21年の目玉選手は、外国人のバルトシュ・クレク選手です。ポーランド代表の選手の大物選手で、世界的トップクラス選手の一人です。
日本でこんなすごい世界的な選手のプレーを見られるのは本当にラッキーです。
クレク選手の活躍によっては、2020/21年シーズンは台風の目となり、チーム順位が大幅に飛躍する可能性を秘めています。
2020年に体育館が新しくなりました。
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FC東京

- ホームタウン(本拠地)
東京都(墨田区) - サブホームタウン
東京都
FC東京と言えば、サッカーで有名ですが、東京ガスが運営するチーム。
2009年からVリーグに参入して10年が経ちましたが、なかなか上位に食い込めずに苦戦しています。
しかしながら、キラリ!と光る選手も在籍し、今後、上位チームとなる期待を抱かせてくれるチームです。
チームの顔はベテランの手塚大選手。身長192cmからのジャンプサーブやスパイクは豪快。
イケメンとしても根強い人気がある選手です。
特に2020/21年シーズンは日本代表リベロで、海外のトップリーグでのプレー経験のある古賀太一郎選手がコーチ兼任として加わりました。
本日より古賀さんが練習に合流しました‼️
これからよろしくお願いします😊✨#古賀太一郎#fctvb#fctokyo pic.twitter.com/TgE0uClUYd
— FC東京バレーボールチーム【公式】 (@fctokyo_volley) July 14, 2020
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大分三好ヴァイセアドラー

- ホームタウン(本拠地)
大分県大分市 - サブホームタウン
大分県全域(大分県別府市)
大分三好ヴァイセアドラーは2018年にVリーグ(DIVISION1)へ参入したばかりのチームです。
“ヴァイセアドラー”って少し覚えずらい名前ですが(ドイツ語で「白い鷲」の意)、漫画『ハイキュー!!』に出てくる“シュヴァイデンアドラーズ”と名前が似て、親近感があります。
大分三好ヴァイセアドラーは、大分の三好内科・循環器科医院の地方病院が運営する地域性の強いチーム。
2020/21年最大の見どころは、高松卓矢(たかまつ たくや)選手の加入です。
高松選手は大分県別府市の出身。
32才を迎える2020/21年シーズンは期限付きで、ウルフドッグス名古屋から、故郷の大分三好ヴァイセアドラーへ移籍。
高松卓也選手は身体能力が高く、日本代表にも選ばれたこともある選手ですが、観客を沸かせるパフォーマンス。
人気選手として、Vリーグの盛り上がりに貢献をしている選手です。
昨日大分三好へ期限付き移籍を発表した高松選手からファンの皆様へのメッセージです💁♀️#ウルフドッグス名古屋 #バレーボール #高松卓矢 @takamatsuri12 #期限付き移籍 pic.twitter.com/JUfcmOBty9
— ウルフドッグス名古屋 (@Wolfdogs_NAGOYA) July 1, 2020
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VC長野トライデンツ

- ホームタウン(本拠地)
長野県南箕輪村、長野県高森町
VC長野トライデンツは2008年に設立され、2018年にVリーグ(DIVISION1)へ参入したチームです。
選手たちは企業や学校など、それぞれの職場でフルタイム勤務した後、練習に取り組んでいる「サラリーマンVリーガー」。
注目は戸嵜嵩大(とざき たかひろ)選手、池田幸太(いけだ こうた)選手。
戸嵜嵩大選手は中学時代に大腿骨頭すべり症という病気で2年半歩けない時期がありながら、逆境を乗り越えてVリーガーとなり、昨年までの2年間、東レアローズでプレーしました。
190cmの身長を活かした豪快なプレーは見ごたえがあります。

身長180cmの池田幸太選手はバレー選手としては背が高いほうではありませんが、ものすごいジャンプ力あがあり、ジャンプした後の滞空時間の長いスパイクを打つ姿がとてもかっこいい選手です。
昨シーズンはフェアプレー賞にも輝いた爽やかさも特徴。

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