バレーボール・Vリーグで活躍する白岩蘭奈選手。キレのあるプレーだけでなく、そのルックスからも注目されています。
この記事では白岩蘭奈選手のプロフィールをはじめ、学生時代のバレーボール歴、所属チームでの活躍などをまとめています。
バレー選手の白岩蘭奈:身長や最高到達点などプロフィール
白岩蘭奈の身長、最高到達点は?
白岩蘭奈選手の身長は169cm、体重55kg(Vリーグ公式データ)。
セッターやリベロを含めたVリーグ女子選手の平均身長が174cmくらい、攻撃メインのスパイカーの平均身長177cmくらいの中では背が低めと言えます。
白岩 蘭奈選手のスパイクジャンプの最高到達点は295cm、指高は222cm。
白岩選手はビジュアルで注目されることも多いですが、高いジャンプ力と速さを活かしたシャープな攻撃が特徴。
ジャンプ力が70cmを超えているのはVリーグの女子アタッカーの中でも、かなりジャンプ力がある方と言えます。
足のサイズは25.5cm。
高身長のアタッカーが集まるバレーボール選手として、高いとは言えない身長(169cm)にもかかわらず、学生時代には常にチームの主力中心選手として奮闘、活躍。
以下は、今から2019年1月、アクアフェアリーズに入団が決まった当時のインタビュー動画(約3分半の後半)。
白岩蘭奈の小学校時代
白岩 蘭奈選手の出身小学校は宮城県の仙台市立岩切小学校。
白岩選手は小学5年生の時、両親のママさんバレーボールに参加したことがきっかけで、バレーボールをはじめたとのこと。
白岩蘭奈選手は兄弟(姉妹)がおらず、一人っ子だったようで、ご両親がバレーボールの練習をする時には必ず一緒に行き、大切に育てられたのでしょうね。
白岩蘭奈の中学校時代
白岩蘭奈選手の出身中学校は宮城県仙台市の岩切中学校。
バレーボールを早い時期の小学校の時に始めていることや、その後、宮城県内のバレーボールの名門の利府高校に進学していることからも、バレー選手として高い能力を持っていたと思われます。
しかしながら、白岩選手は中学時代に全国大会へ出場したなどの記録は特に残っていません(見当たりません)。
白岩選手の中学時代の2011年には東日本大震災が発生した時です。
バレーボール選手としては選手や実力を持ち合わせていたものの、白岩選手の内外の環境がバレーボールに落ち着いて取り組む状況でなかった可能性もあります。
白岩蘭奈の高校時代
白岩蘭奈選手の出身高校は宮城県の利府高校(りふ こうこう)。
利府高校と言えば、普通科以外にスポーツ科学科があり、スポーツにも力を入れている高校です。
宮城県内では野球をはじめ、スポーツでは有名。
宮城県の女子バレーボールの御三家(古川学園、聖和学園、利府高校)の一つですが、おそらく、白岩選手は3つの中でどの学校を選ぶか迷ったとき、家から通いやすさや将来の道などを考えて利府高校に進学したと推察します。
白岩蘭奈選手は春高やインターハイに出場して目立つ活躍はありませんでしたが、県大会では常に上位に食い込む利府高校の中心選手でした。
特に高校2年生の2013年、高校3年の2014年は二年連続で春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)への出場をかけた県大会の決勝戦まで行きました。
残念ながら、全国でもベスト5に入るような強豪の古川学園が強すぎて、決勝戦で負けていますが、キャプテンとして活躍しています。
春高(春の高校バレー全国大会)には出場していなくても、県大会の決勝までゆくチームの主将ということは、かなりの実力だったと言えます。
白岩 蘭奈選手は利府高校時代のチームでも速さを活かしたプレーが特徴だったようです。
白岩蘭奈の大学時代
白岩蘭奈選手の出身大学は新潟医療福祉大学。
新潟医療福祉大学のバレーボール部は学内で強化指定されているクラブで、健康スポーツ学科のある大学です。
白岩選手は健康スポーツ学科へ進学しました。
大学入学後、1年次からレギュラーとして試合に出場するほどの実力。
しかしながら、意外なことに、白岩蘭奈選手は大学時代にはバレーを辞めたいと思うことも少なくなかったのだとか。
白岩選手のやる気に火がついたのは、大学3年次のインカレ(大学の全国大会)で1回戦負けしてしまった時。
1年生からレビュラーで出場させてもらっていたのに、お世話になった4年生の先輩たちを自分のプレーで勝たせることができなかったことに、とても悔やんだと言います。
このままでは「やり切った感」がないまま、大学生活を終えてしまう可能性があると思い、再度、奮起したそうです。
そして、大学4年生の時には地方大会でもかなり目立った活躍をしました。
・第49回春季北信越大学バレーボール選手権大会
優秀選手賞、スパイク賞、サーブ賞、ベストスコアラー賞
・第66回秋季北信越大学バレーボール選手権大会
最優秀選手賞、ベスト6
この活躍は大会の注目をほとんど集めた選手と言って過言でありません。
新潟医療福祉大学在学中にVリーグの新しいチーム、KUROBEアクアフェアリーズから声がかかり、Vリーグへ入団。
大学でバレーボールを辞めることに納得できず、さらなる高いステージでの挑戦が始まりました。
白岩蘭奈:2019-20年KUROBEアクアフェアリーズへ
白石蘭奈選手は2018年11月、新潟医療福祉大学の出身としては初のVリーグのバレー選手となりました。
大学卒業前からKUROBEアクアフェアリーズの練習に参加した白岩蘭奈選手は「チームの状態がよい時に点を取れるのはあたり前、苦しい時にこそ1点をとれる存在になりたい」と抱負を語っています。
2019/20年シーズンにはルーキーながら12試合に出場。
2019V・サマーリーグでは、印象に残る活躍をし、将来性の高い選手に贈られるフレッシュスター賞を受賞しました。
2020年6月12日、白岩蘭奈選手のKUROBEアクアフェアリーズの退団が発表されました。
“生まれ変わったらなってみたい”と思う選手
\生まれ変わったらなりたいVリーガーは?/#白岩蘭奈 選手(#KUROBE)@kurobeaqua
⏬#鍋谷友理枝 選手(#デンソー)@AIRYBEES_DENSO鍋谷選手のサーブを白岩選手が受ける🏐日がくるのが楽しみです…⭐️
次シーズン、2人の戦いにもご注目‼️#StayHome#コロナにV#Vリーグ pic.twitter.com/GqxtjCei7L
— Vリーグ公式 (@vleague_or_jp) May 21, 2020
しらいわ らんな選手が「生まれ変わったらなってみたい選手」と語るのが、デンソーエアリービーズの鍋谷友理枝(なべや ゆりえ)選手。
高いジャンプ力とスピードで鋭いスパイクを打つところは二人の共通点ですね。
白岩蘭奈選手のアクア退団の理由や今後の移籍先は?
2020年6月12日、アクアフェアリーズの退団が決まった白岩蘭奈選手。
移籍退団理由の詳しいことは一般には明らかにされていませんが、出場機会の増加を求めて移籍することはVリーグでは普通のこと。とてもよくある話です(基本的には白岩選手もその可能性が高いでしょう)。
8月にはフォレストリーヴズ熊本への移籍が発表されました。
以下は移籍発表前の7月に母校(新潟医療福祉大学)で練習をしていた白岩選手。
【女子バレーボール部】
女子バレーボール部OGの #白岩蘭奈 選手が女子バレーボール部の全体練習に参加しました❗白岩選手は本学初となるVリーグ選手で、本学在籍時もエースとしてインカレで大活躍を見せてくれた選手です。
今後のご活躍をお祈り申し上げます🏐https://t.co/pKPp30xKaD pic.twitter.com/xta2fwhAtA— 新潟医療福祉大学 (@nuhw11) July 22, 2020
白岩蘭奈:2020-22年フォレストリーヴズ熊本へ移籍
フォレストリーヴス熊本は地元密着型のバレーボールチーム。
社会貢献活動にも熱心で、バレーボールを通じて地元や盛り上げ、人を元気にしようという熱が感じられます。
2005年に設立され、その後、2018年には母体会社の経営難などによる廃部など、幾多の困難を乗り越えて、再びVリーグへと戻ってきました。
フォレストリーブス熊本は2005年に設立され、2020/21シーズンより「V.LEAGUE Division2(V2)」へ再加入の新しいチーム。
フォレストリーヴス熊本での白岩選手の背番号は15。
白岩選手の鋭いスパイク、ガッツ溢れるプレーはチームの中でひときわ輝きを放っています。
今年からVリーグに再参入した新チームでもあるため、開幕後、あと一歩のところで勝ち星が手に入らない試合が続いています。
苦しい戦いが続いていますが、チーム力全体がアップすれば、順位は必ず上がってゆくポテンシャルがあります。
是非、白岩蘭奈選手の爽やかなガッツポーズをたくさん見たいです。
白岩蘭奈:2022年10月~群馬銀行グリーンウイングスに在籍
白岩蘭奈は2022年10月より、群馬銀行グリーンウイングスへ移籍。
白岩蘭奈選手の背番号は10。
群馬銀行グリーンウイングスは女子V2リーグのトップチーム。
2020/21年シーズンはV2で1位(レギュラーラウンド)、2021/22年シーズンは2位(ファイナルステージ)の結果をおさめています。
2年間在籍したフォレストリーブス熊本よりも格上のチームと言えます。
新天地での活躍がさらなる期待されます。
こちらは群馬銀行2022年10月~2023年3月の選手メンバー
- 2015/16V・チャレンジリーグⅡ 4位(5チーム中)
- 2016/17V・チャレンジリーグⅡ 3位(6チーム中)
- 2017/18V・チャレンジリーグⅡ 優勝(6チーム中)
- 2018-19V.LEAGUE DIVISION2 3位(10チーム中)
- 2019-20V.LEAGUE DIVISION2 優勝(8チーム中)
- 2020-21V.LEAGUE DIVISION2 優勝(9チーム中)
- 2021-22V.LEAGUE DIVISION2 準優勝(10チーム中)
- 2022-23V.LEAGUE DIVISION2 3位
2022-23年シーズンを終えた白岩選手のコメント
2022年10月より移籍した白岩蘭奈選手は23試合(59セット)に出場。
出場セット数は熊本時代よりも多く、以前よりも格段に出場機会が増えています。
下の表は白岩選手のVリーグでの成績データ(Vリーグ公式サイトより)
群馬銀行グリーンウイングスの主力選手の一人として活躍した白岩選手。
2023年春、シーズンを終えた白岩選手は「来シーズンも共に戦いましょう」という言葉で締めくくっています。
2023年秋~24年春シーズンもコートで姿を見れるのは嬉しいですね。
今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました!
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目標としていた結果には届きませんでしたが、
最後まで全力で共に戦って下さったファンの皆さんのおかげで
チーム全員で挑戦し続けることができました。
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嬉しいことも苦しいこともチーム全員で感じる事ができた分
まだまだ私たちは強くなれると思います。
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来シーズンも共に戦いましょう💪🏻🔥
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引き続き応援よろしくお願いします!
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#群馬銀行グリーンウイングス
#私は群銀推し
#Vリーグ
#vリーグ女子
白岩蘭奈選手のインスタ、ツイッター
白岩蘭奈選手はインスタグラムとツイッターをしています。
白岩蘭奈選手 関連情報
これからも、白岩らんな選手の活躍に期待します。
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生年月日:1996年9月21日
出身地:宮城県仙台市
血液型:AB型
ポジション:アウトサイドヒッター
所属チーム歴
2019-20年:KUROBEアクアフェアリーズ
2020-22年:フォレストリーヴス熊本
2022年-:群馬銀行グリーンウイングス