福澤達哉(バレー)の中学高校大学、身長や最高到達点などプロフィールまとめ!

バレーボール選手、福澤達哉、ふくざわたつや
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Vリーグのパナソニックパンサーズや海外のプロ・バレーボールリーグで活躍した福澤達哉(ぶくざわたつや)選手。

福澤達哉選手の出身校や海外リーグの所属チームや活躍歴などをまとめています。

福澤達哉選手は2021年7月、現役引退を発表。詳しくは当記事の最終章をご覧下さい。

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バレー選手の福澤達哉:身長や最高到達点などプロフィール

 

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*** I’m happy to announce that I can continue to play and fight with @parisvolley for the 2020-2021 season. Thanks everyone for supporting me for this big challange again!! I can’t wait to see you!! ALLEZ Paris 🔵⚪️ ========================= 【ご報告】 2020-21シーズンはフランス一部リーグのパリバレーでプレーする事に決まりました。 @1tatsu5 @panasonic_panthers にて 8月5日19:00〜インスタライブします🎤 ========================= #フランスリーグ #パリバレー #再挑戦 #この挑戦に対する自分の思いを #理解し後押しをしてくれた #Panasonic #パナソニックパンサーズ #家族 #僕を支えてくれる #全ての人に #感謝 #立ち止まってる時間はない #どんな状況になろうとも #自分の信じる道を #一歩一歩 #ただひたすらに #突き進む #そうする事でしか道は開けない #今年も変わらず応援してやってください #チャオ

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プロフィール

福澤達哉(ふくざわたつや)
生年月日:1986年7月1日生まれ
(2020年時点:34才)
出身地:京都府京都市
血液型:B型
ポジション:アウトサイドヒッター

福澤達哉選手の身長は189cm体重88kg(2020年Vリーグデータ)。

セッターやリベロを含めた男子日本代表選手の平均身長189cm前後と同じくらいの身長です。

福澤達哉選手のスパイクジャンプの最高到達点は355cmブロックジャンプの最高到達点は330cmと言われています。

日本代表クラスの平均的な最高到達点は340cm~345cm前後。

指高は245cmですので、助走付きのスパイクジャンプでは110cm飛んでいることになります。

他に最高到達点が350cmを超える選手は石川祐希選手や西田有志選手など、日本では、数名ほどしかいません。

日本代表クラスの選手の中でもトップクラスのものすごいジャンプ力です。

鳥のように高く舞うことから「鳥人」「空中の支配者」というニックネームが付けられたのもうなづけます。

ただ、近年はベテランの域に入り、福澤は身体能力よりも「」を重視しているように見えます。2019年ワールドカップでの様々な技ありプレーには舌を巻きました。

やはり素晴らしい選手です。

ちなみに、足のサイズは28.5cm。

日本代表戦の見逃配信
2021年5月に行われた日本代表戦「東京チャレンジ」や「紅白試合」の見逃配信(アーカイブ)の視聴方法を「2021年度日本代表の試合スケジュールや見逃配信は?」で解説。よろしければ、そちらもどうぞ(クリックで別ページが開きます)
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福澤達哉の小学校時代

福澤達哉選手の出身小学校は京都市立下鳥羽小学校

子どもの頃に水泳をやっていた福澤選手がバレーボールを始めたのは京都市立下鳥羽小学校4年生の頃。

2歳年上の兄が小学4年生からバレーボールをやっていて、同じスポーツ教室でバレーボールを始めたのがきっかけです。

水泳もバレーボールと並行して卒業まで続けたそうです。

細マッチョな筋肉隆々な体の福澤選手ですが、水泳もやっていたことで体幹が鍛えられ、全体的にバランスのよい体づくりができたのでないかと想像します。

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福澤達哉の中学時代

福澤達哉選手の出身中学は京都市立伏見中学校

京都市立伏見中学校で福澤選手は兄のいるバレーボール部に入部。

福澤選手のお兄さんもバレーが上手く、中学3年生でJOC(ジュニアオリンピック・カップ)の京都選抜に選ばれた選手です。

福澤たつや手はお兄さんに影響を受け、『自分も選抜に選ばれたい』と思ったそうです。

京都市立伏見中学校/出典:https://ja.foursquare.com/

そして、もう一人、福澤達哉選手のバレーボール人生に大きな影響を与えた人がいました。

それが伏見中学校のOBで、元JOCの京都選抜選手でもあった中学時代のコーチ。

練習はとても厳しく、中学という一番体の基礎を作るべき時期に、しっかりと基本を教わり、体作りを指導してくださったそうです。

このコーチとの出会いがあってこそ、強い体をもつ今の福澤選手があるって言えますね。

伏見中学校で全国大会には出場できませんでしたが、選手個人としては既に中学のときから目立ち、注目されていたようです。

福澤達哉選手も京都選抜に選ばれています。

ちなみに、中学時代の福澤選手はまさに文武両道。

中学校の通知票でオール5だったと言われるほど勉強もでき、頭のいい生徒だったと伝えられています。

運動もできるし、賢さもあるという。

きっと、このころから女性に人気のモテモテの生徒だったのでしょうね。

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福澤達哉の高校時代

福澤達哉選手の出身高校は京都の洛南高校

洛南高校と言えば、京都有数の進学校としても知られる私立の名門校。

(福澤選手はスポーツ推薦で入れるバレーの実力がありながら、一般入試で入学したという話もあります)

洛南高校の前身は学問の神様・空海弘法大師がはじめた学校(綜芸種智院)で、仏教に基づく教育が行われています。

同時にスポーツの強さでも有名です。

洛南高校の男子バレー部は春高(春の高校バレー)、インターハイともに20回以上も出場している京都の強豪。

洛南高校は2019年の春高バレー(春の全国高校バレー大会)でも優勝しています。

洛南高校 出典:http://www.rakunan-h.ed.jp/high/club/club-sports

洛南高校時代では「自分たちで考えるバレー」を大切にし、監督は選手の自主性を伸ばし、選手自身の考える力を育ててくださる指導だったそうです。

「どうすればうまくなれるのか、勝てるのかを自分で考えて、応用できるバレーができるようになった」「それが自分にとても合っていて、新しい転機になった」と、福澤選手は語っています。

自主性を重んじて、自分で考えるプレーって、実は簡単ではないと思います。

スポーツに限りませんが、「自由にしてよいから、自分で考えて動きなさい」って言われると結構どうしてよいかわからないもの。

一つ一つの判断が正しいかどうか、自信がもてないときもありますよね・・

けれど、自分で考えて動くことを積み重ねることで、ピンチや困難を自分で打開してゆく力が高まってゆく気がします。

それができるチームは、ピンチの中でも選手自らで修正して乗り越えてゆける・・・

福澤選手が中心として活躍した2004年、洛南高校はインターハイ(全国高等学校総合体育大会)で優勝!!しました。

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福澤達哉の大学時代

福澤達哉選手の出身大学は中央大学(法学部)。

中央大学のバレーボール部といえば、古くは1972年のミュンヘンオリンピックで日本代表が金メダルをとった時の中心選手、嶋岡健治(しまおか けんじ)さんの出身校。

福澤達哉選手の後には、全日本のエース・石川祐希選手も中央大学法学部に進学しています。

福澤選手は大学1年の時には全日本代表に選出され、2005年ワールドリーグで代表デビューを果たしました。

2008年には、盟友の清水邦広選手とともに、最年少で北京オリンピックに出場しています。

バレーボールの道を進まなければ、法律の道(弁護士)を目指していたとも言われています。

体の強い運動選手で、頭がよく、かっこいいイケメンという非の打ちどころがないような人ですね。

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パナソニック・パンサーズの福澤達哉選手

大学卒業後、2009年、福澤達哉選手はパナソニックパンサーズへ入団。

2009年の黒鷲旗大会では若鷲賞とベスト6を獲得。

さらにアジア選手権では2年ぶりの優勝の中心選手として最優秀選手賞を受賞しています。

全日本男子で32年ぶりとなる銅メダルをとったグラチャン(ワールドグランドチャンピオンズカップ)では、ベストスパイカー賞に輝きました。

2010年、2012年3月、2011/12のVプレミアリーグの優勝に大きく貢献。

MVP・ベスト6に輝いています。

下の福澤選手の滞空時間の長いジャンプ、パワフルなバックアタックがさえわたっている動画。

スパイクジャンプの高さ357cmは、一般的に背が高いとされる180cmの身長の人の倍の高さ。

鳥人(ちょうじん)というニックネームにふさわしいと思います。

日本代表チームの中でも№1の高さだとか。すごい。

福澤達哉選手:フランスなど海外リーグとの契約、移籍

2015-2016年:ブラジルのマリンガ

2015~2016年のシーズンは日本を離れ、ブラジルのプロ・バレーボールリーグ「スーパー・リーグ(現地語発音だとスーペル・リーガ)」の「マリンガ(Maringa)」へ移籍。

ブラジルの男子バレーボールと言えば、世界最強!!

バレーボール世界ランキング1位の常連です。

もちろん、そのプロ・リーグも世界最高峰のレベル。

日本から遠く離れたブラジルで挑戦しようとするチャレンジ・スピリッツが、とても福澤選手らしいですよね。

出典:https://www.otempo.com.br/

福澤達哉選手は、マリンガの中心選手として活躍し、約8ヶ月にわたるブラジルでの挑戦を終えて日本へ帰国しました。

帰国にあたり、福澤選手は次のようなコメントをしています。

今回の挑戦を通して、言葉では言い尽くせないほどの多くの経験を積むことができました。

ブラジルスーパーリーグを戦っていく中で、海外でも十分通用する部分や、これまでの自分に足りなかったものが見えてきました。毎日ただひたすらバレーボールと向き合い、結果が全てのシビアな世界でどうやって生き残っていくのかを考え続けました。

その過程の中で、『覚悟』を持って戦うことの大切さをすごく感じました。『覚悟』さえ自分の中でしっかりできていれば、どんなに厳しい状況に置かれても、決して逃げることなく、最後まで諦めずに戦い抜くことができる。その姿勢こそが、結果を呼び込むために一番大事なことなんだと学びました。

引用元:パナソニック パンサーズサイト「道~ブラジルからのメッセージ」より

福澤選手のインタビューを見ていると、試合中の熱い感じとは逆に、話し方が冷静で知的。

落ち着いた感じが好印象ですね!

2019-2021年:フランスのパリ・バレー

2019年秋のワールドカップ終了後、福澤達哉選手はフランスのバレーボールリーグのパリ・バレー(PARIS VOLLEY)へ移籍。

パリバレーはフランスの首都パリを本拠地とする男子バレーボールクラブで、2000年代に8度もリーグ優勝をしています。

 

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福澤達哉選手は様々な国の選手が集まる多国籍集団のチームの中で積極的に発言し、お互いが理解し合えるようリーダーシップを発揮

プレー面では安定したレシーブ要所でのスパイクで貢献。

2019/20年シーズンは新型コロナのため、14チーム中の7位のところでシーズンが途中終了しましたが、チームの「顔」としての存在感を出していっていました。

2020/21年シーズンもパリバレーでプレーし、シーズンを終えました。

パリバレーの公式ツイッターやインスタグラムからも、福澤選手がチームの顔としての存在感だったことが伝わってきます。

フランスでの活躍はこちらの記事をご参考下さい。
↓↓

パリ・バレー,フランス,リーグA

福澤達哉選手:2021年7月現役引退

福澤達哉選手は2021年7月、現役引退を発表。

引退にあたっての思い、福澤選手の身近な選手からの言葉などが、SNS上にアップされているので紹介します。

2021年7月14日
福澤選手による引退インスタライブ

 

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所属チーム、パナソニックパンサーズによる発表
チーム公式発表(今後のことが書かれている)

20年来の盟友「清水邦弘選手」からの言葉
(インスタグラムより)
大学生の時から現在まで、二人の思い出の写真が10枚アップされている

 

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福澤選手を慕う日本代表の元主将、柳田将洋選手からの言葉
(インスタグラムより)

福澤達哉選手がモットーとして大切にしてきた「道」という詩

「道」
松下幸之助
(パナソニック創業者)

自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。

福澤達哉選手はこれからも「道」の詩のような素敵な生き方を貫き、さらなる成功をおさめてゆくでしょう。

バレーボール:福澤選手情報まとめ

福沢達哉選手には、これからの道でも是非輝いていただきたいですね。

当サイトは福澤達哉さんを応援しています!

よろしければ、こちらもどうぞ。

バレーボール全日本代表