バレーボールVリーグの東レアローズからドイツのバレーボールリーグへ移籍した井手智(いで さとし)選手。
海外挑戦のリベロとして目が離せない井手智選手の出身校や身長、ユナイテッドバレーズ・フランクフルト等、プロフィール情報をまとめました。
バレー選手の井手智:身長や最高到達点などプロフィール
この投稿をInstagramで見る
井手智選手は身長174cm、体重70 kg(Vリーグデータ)。
ポジションはリベロ。コートの中では守備専門、守備のエキスパートという役割。
試合では出場場面が限られますが、チームの攻撃力を左右する相手サーブのレセプションの要で、どんなボールでも積極果敢に飛び込む献身的なプレーと粘り強さが求められるポジションです。
井手智選手のプレーの特徴や魅力と言えば、ガッツがあること、高い守備力でレシーブを拾いまくるイメージが強い選手です。
試合でスパイクやブロックをすることはありませんが、スパイクジャンプの最高到達点は305cm、ブロックジャンプの最高到達点も285cm。
指高は225cm。
足のサイズは28.0cm(Vリーグデータ)。
井手智の小学校時代
井手智選手の出身小学校は長崎県の大村市立旭が丘小学校。
井手智選手は小学生低学年のとき、兄の影響でバレーボールを始めました。
以前所属していた東レアローズの公式サイトによれば、小学校の時にお兄さんと一緒に学校から下校していた智選手。
しかし、お兄さんがバレーボールを始めたため、智選手は兄と一緒に帰る人がいなくなり、「ならば・・・(自分もバレーをやるかぁ!)」とバレーボールを始めたのだとか。
バレーボールをはじめた理由がちょっとユニークですね。
井手智の中学時代
井手智選手の出身中学は長崎県の大村市立大村中学校。
井手智の高校時代
井手智選手の出身高校は長崎県立大村工業高校。
長崎県の大村工業高校は2020年には春高バレーに10年連続17回目の出場。2011年~2015年の5年間に4回、春高バレーのベスト4に入ったバレーボール強豪校。
長年パナソニックパンサーズで活躍した山添信也選手、堺ブレイザーズの山口頌平、サントリーのセッター大宅真樹選手らを輩出している高校です。
井手選手は高校時代からリベロとして活躍。
大村工業を強豪名門校に仕立てた伊藤孝浩前監督にとって、井手選手は最も印象に残っている選手の一人。
伊藤孝浩前監督は高校時代の井手智選手をして「練習熱心で、勝つこと、うまくなることに貪欲。その代わり、妥協する周囲にも厳しかった」「井手とは何度も話したなぁ」と語っています(※)。
(※)出典:高校バレーは頭脳が9割(田中夕子著)P186-189
「高校バレーは頭脳が9割」本日発売です!!よろしくお願いいたします!#開智 #下北沢成徳 #星槎国際湘南 #駿台学園 #大村工業
高校バレーは頭脳が9割 #NBP_online_shop https://t.co/2JT66pthoX
— 田中夕子 (@yukotako164) July 30, 2020
井手選手の母校もがんばっています(2021年1月春高出場!)。
井手智の大学時代
いまどうしてる?
東レアローズのリベロ
昨日の李さんの写真2枚目の対戦相手が井手選手母校の大村工業高校だったとのこと
井手選手ごめんなさい
大学時代の写真しかなかった💦男らしい 熱い 豪快 人情に厚い
頼りになる九州男児#東レアローズ#井手智#東亜大学#笑顔になる投稿#StayHome pic.twitter.com/vyrmzdwunR— 東レアローズ男子 (@TORAY_ArrowsMEN) April 23, 2020
井手智選手の出身大学は山口県の東亜大学。
東亜大学は西日本の大学バレーボール界の強豪で、九州や中国地方出身の高校有力選手が進路として選ぶことの多い大学です。
井出智選手は東亜大学在学中の2010年10月に開催されたアジアジュニアバレーボール選手権に出場。チーム優勝に貢献し自らもベストリベロ賞を獲得しました。
また、2011年8月に開催のバレーボール男子ジュニア世界選手権にも出場しています。
井手智:東レアローズ(2014年-2020年)
井手智選手は日本体育大学を卒業後、2013年11月にVリーグの東レ・アローズの内定選手となりました。
2014年2月1日の対サントリー戦がVリーグのデビュー戦となりました。
以降レギュラーリベロとして活躍。
試合を最後まであきらめないしつこさ(粘り強さ)が特徴の東レアローズを象徴するようなリベロとして、2013/14シーズンのVリーグ「20周年ニューヒーロー賞」を受賞。
2014年4月には、シニアの全日本メンバーに登録。、ワールドリーグアルゼンチン大会に出場し国際シニア大会デビューを果たしています。
井手智:ドイツのユナイテッドバレーズ・フランクフルト(2020年-)
Welcome to our new 🇯🇵 player Satoshi Tsuiki (Ide)! 日本からの別のプレーヤーへようこそ: @raaaaaaaai29 は、ナショナルチームの @y_masaaaa_yk のチームメイトであり、新しいリベロになります!#newnited @VOLLEYBALL_BL @JVA_Volleyball @JPN_Volleyball https://t.co/EsXWzOhayy 🇩🇪🇯🇵🏐❤️💙❤️
— United Volleys (@unitedvolleys) July 29, 2020
ユナイテッドバレーズ・フランクフルトは、ヨーロッパチャンピオンズリーグにも参戦するドイツの強豪で、2019/20年シーズンは新型コロナでシーズン途中で終了しましたが、12チーム中の2位の成績。
また、過去に日本代表の大竹壱青選手、柳田将洋選手らがプレーをしたチームです。
井手選手には初めての海外リーグでの挑戦でしたが、ドイツ国内DVV杯での優勝に貢献。
シーズン中、リベロとして何度かMVPを獲得するなどの活躍でした。
選手のプレー動画
一人ユニフォームの色が違う選手(リベロ)が井出智選手です。
生年月日:1992年1月16日
(2020年時点:28才)
出身地:長崎県大村市
血液型:O型
ポジション:リベロ