バレー観戦に必要な持ちものや服装、会場の撮影マナーや注意点は?【初めての観戦】

Vリーグ男子バレー,東レアローズ,大分三好ヴァイセアドラーズ
©sports-fan.net

バレーボール観戦の試合会場で、必要な持ちもの、あったら便利なもの、服装、会場でのマナーなどをまとめました。

Vリーグ、代表、学生の試合など、会場によって多少の違いはありますが、観戦前にあらかじめ知っておくと役立つことを体験をもとに紹介しています。

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バレー観戦に必要な持ち物、あると便利なものリスト

Vリーグ男子バレー,ウルフドッグス名古屋

バレーボール観戦に必要な持ちもの、あると便利なグッズをまとめました。

以下はそのリストです。

絶対に必要なものは入場チケットですが、それ以外は、人によって異なると思います。

  1. 入場チケット
  2. 撮影機材
  3. オペラグラスや双眼鏡
  4. 携帯ざぶとん(折りたたみクッション)や膝かけ
  5. 応援グッズ
  6. 軽食やドリンク(試合時間や会場によって持ち込み)

それぞれの持ち物について、補足説明をしますね。

入場チケット

事前購入している際は持参を忘れずにお持ちください。

うっかり忘れがないように(笑)

春の高校バレー,春高バレー,会場,武蔵野の森プラザ

Vリーグの試合で「Vチケットで発券」した場合は紙は不要。スマホ画面を見せるだけです。

撮影機材(カメラ、バッテリー、ズームレンズなど)

バレーボール写真撮影、おすすめカメラとレンズ

一眼レフなど、スマフォ以外のカメラでしっかり撮影する場合は、機材一式。

特に枚数を多く撮影する場合、動画撮影の場合などは、予備バッテリーがあると良いですね。

座席の場所にもよりますが、ズームレンズは200mくらいあると割と大きめに撮れますが、250~300mmくらいならさらに理想的かと思います。

春高バレー2020,武蔵野の森スポーツプラザ(東京)

下の写真は、上の座席位置から一眼レフの200mmの望遠レンズを最大にして撮影した写真。

撮影マナーや注意点はこの記事の下の章「マナー編:写真や動画撮影の注意」をご参照ください。

2020年春高バレー,東山高校,高橋藍,準決勝

なお、バレーボールの撮影用にカメラ購入を検討している場合「バレーボール写真撮影におすすめのカメラやレンズは?」の記事もどうぞ。

オペラグラスや双眼鏡

少し遠めの席から見るときに重宝します。

スタンド席でも選手のプレーは良く見えますが、中段より上のほうだと顔まではよく見えないときに便利ですね。

オペラグラス,Personal-α,倍率10倍
倍率10倍/サイズ:縦8.3cm×横10.2cm×高さ4cm

オペラグラスは同じ大きさ、形状でも値段差があり、ズーム倍率が10倍のもので安いと2~3000円前後。いいものだと5000~7000円くらいが相場かと思います。

携帯ざぶとん(折りたたみクッション)

長時間滞在の場合、試合会場の椅子が固くて腰やお尻が痛くなることがあります。

携帯座布団は、折りたたみ式でコンパクトに収納できるクッションで、よくキャンプやスポーツ観戦などで使われているものです。

学生の試合などで自由席で長時間滞在する場合におすすめです。

会場の空調はちょうど良く調整されていますが、冬場だとイスの下側からくる冷気をシャットする効果があります。冷え性の方は膝掛けもあるとさらに快適ですね。

上の空気式タイプ以外にも、いくつか種類があります。

応援グッズ

こちらは無くても問題はありませんが、特にVリーグや日本代表の熱い試合だと、選手や会場との一体感を感じられて、応援がさらに楽しいでしょう♪

バレーボール観戦

たとえば、日本代表やVリーグの試合では、スティックバルーン(風船のように空気が入った細長い棒)、ハリセン団扇(うちわ)応援Tシャツレプリカユニフォームなど。

ハリセンは会場で無料で配られていたり、スティックバルーンは試合会場で300~500円くらいで販売されているところもあります。

応援Tシャツやレプリカユニフォームなど、ひいきのチームや推しの選手のグッズをお持ちの場合、持参を忘れないようにしたいですね。

2020年シーズン加筆
コロナ感染拡大防止のため、各種応援規制が生じていますが、内容は会場により異なります。声を出しての応援はNG、拍手やハリセンはOKというケースが多いです。2022年秋以降、徐々に規制は緩和されてゆくでしょう。
2020年春高バレー応援団席,駿台

中学、高校、大学などの学生バレーだと、学校毎に作っているグッズ(のぼり旗やうちわ、はっぴなど)があるかもしれません。

軽食やドリンク(試合時間や会場によって)

特に学生の試合など、1日に数試合が行われ、試合の時間帯も読めない場合、ゆっくりと食事時間をとれない場合にあると便利です。

試合会場のアリーナでは飲食禁止が多く、試合の合間の隙間時間に、ロビーや通路、建物周辺の屋外ですませることができます(Vリーグの一部ではアリーナでも飲食可能な場合あり)。

Vリーグの試合などで、食事やドリンクの販売があったり、一部、アリーナで飲食可能な場合もあるため、詳しくは下の章「マナー編:会場内での飲食は可能?」をご参照下さい。

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バレーボール観戦のときの服装や靴は?

服装に関する規定などは特にありませんので、どんな服装でも大丈夫かと思います。

大会や試合によって会場の雰囲気は異なりますが、全体的に堅苦しくない、カジュアルな服装の人が多いです。

バレーボール観戦のときの服装

下は男子Vリーグの試合会場。来場者は女性が中心。カジュアル服装が多く、応援Tシャツの人も。

Vリーグ会場,墨田区総合体育館(東京)©スポーツファン.net
Vリーグ男子の試合会場

下は女子Vリーグの試合会場。男性が中心。カジュアルの服装がほとんど。応援Tシャツの人も。

Vリーグ女子バレー,NECレッドロケッツ,とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)
Vリーグ女子の試合会場

下は学生の試合(春高バレー)。生徒たちの関係者、一般見学者も堅苦しくない服装。

春高バレー応援団席,金蘭会
高校バレーの試合会場例(2020年1月春高)

下は代表の試合。男子Vリーグもそうですが、かっこいい男子選手が出場する試合では、可愛らしくコーデしている女性ファンも結構見かけます。

©朝日新聞(林敏行撮影)
バレーボール男子日本代表 2021アジア大会にて

ファンクラブ席など、熱いファンの人たちはチームの応援Tシャツやレプリカユニフォームを着ているのを多く見かけます。

Tシャツやレプリカユニフォームなどのチームグッズは通販で売られています。ファングッズは通販で売り切れでも、会場内の販売で在庫が売られていることもあります。

バレーボール観戦のときの靴

バレーボール観戦では、靴に関する規定も特になく、常識の範囲であれば、どのようなシューズでもOKかと思います。

試合時間は短くても1時間くらい、長い5セットマッチだと2時間半くらいになることもあるので、過ごしやすい履きなれた靴がおすすめです。

スリッパや上履きは必要?

大きな会場の場合は下履き(土足)のままということが多めのようですが、地方の公共体育館を使用したり、学生の試合で学校の施設を使用する場合など、土足不可のこともあります。

持参し忘れたら靴下のまま入ればOKですが、冬場は足が冷えるので、スリッパや上履きがあると便利です。

上履きが必要な場合、チケット購入前の注意書きなどに案内が出ているはずです。

以下はチケット購入前に出ている注意書きの抜粋(画像クリックで拡大)。

以下は上履きが必要な例です(V2女子で使用した千葉県のキッコーマンアリーナにて)。

Vリーグの試合会場で上履きが必要な例
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マナー編:写真や動画撮影の注意点

バレーボールの試合会場、特にVリーグではかなりの人が写真を撮影しています。

バレーボール良さの一つは動きの美しさ。推しの選手がいると、さらに写真の撮りがいがあります。

バルトシュクレク,Vリーグ男子バレー,ウルフドッグス名古屋
クレク選手(ウルフドッグス名古屋)©スポーツファン.net

フラッシュ撮影など、発光は禁止

写真撮影の注意点は、他の人に迷惑がかからない限り、フラッシュ撮影禁止の一つだけかと思います。

プレー中の選手の妨げとなってしまうため、フラッシュが光らないよう予め自動発光しない設定を確認しておきましょう。

写真撮影はスマホと一眼レフカメラのどっち?

スマホの場合も自動発光しないよう注意が必要です。

ちなみに、会場全体の写真、記念撮影など、動きの少ないものや写真の出来栄えにこだわらない場合、スマフォでも十分かと思います。

下はスマホの広角で撮影。

Vリーグ女子バレー,NECレッドロケッツ
スマホで撮影(無修正・無加工)©スポーツファン.net

もし試合中の選手やプレーをズーム機能で撮影したい場合、一眼レフがお勧めです。

スマホだとズームにしたときに手ブレが大きくなり、動きの多いスポーツでシャープな写真を撮るのが簡単ではありません(撮影写真を拡大すると違いがよくわかります)。

また、スマホではシャッターボタンを押してから撮影されるまでのタイムラグがあるため、選手や一瞬の動きを撮るときにタイミングがズレることも多いです。

いい写真を撮りたい場合、一眼レフカメラがかなり勝っています。

ズームレンズで連写機能を使うのがおすすめです。

下の写真は一眼レフの250mmレンズで撮影(かなり遠くから)

Vリーグ男子バレー,東レアローズ
一眼レフで撮影(無修正・無加工)©スポーツファン.net

望遠レンズのズームを最大にして撮影すると、スマホと一眼レフの画質差は大きく出てきます。

ズーム撮影だと画像拡大した際の画質は多少粗くなりますが、それでも一眼レフはかなり良い画質ですね。

Vリーグ女子バレー,日立リヴァーレ
一眼レフで撮影(無修正・無加工)©スポーツファン.net

なお、バレーボールの撮影用にカメラ購入を検討している場合、以下の記事もどうぞ。

バレーボール日本代表、2021年9月アジア大会

ビデオ撮影は可能?

動画撮影の可否は大会や試合によって異なります(特にビーチバレーは撮影禁止が多い)。

Vリーグの試合で一般客もビデオ撮影できる場合は多いですが(禁止という指定がなければ、基本OK)、指定席の会場では分の席から離れた場所での撮影は不可のようです。

また、三脚を立てて動画撮影する際は、トラブルを避けるためにも、他の観客の視界の邪魔にならない高さにするなどの注意が必要です。

ちなみに大きなカメラやレンズで一脚を使って撮影している人は結構見かけます。

Vリーグや代表クラスの試合では、チーム専用のビデオエリア(プロのデータ解析用)が設けられていることもありますが、一般客用ではありません。

Vリーグのビデオエリア例©スポーツファン.net
チーム専用のビデオエリア(一般には使えない)
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マナー編:会場内での飲食は可能?

試合会場での飲食の可否や販売有無は、試合や会場によって異なります。

基本的に会場のアリーナでは飲食禁止のことが多く、その際は、飲食は建物内のロビーやホワイエ(客席エリアの入口外の通路)で済ませる形です。

※2020/21年シーズンは新型コロナの関係でロビーでも飲食禁止になっているところが多いです。

(大声で応援していると、どうしても喉がかわくので、タイムアウトやセット間にこそっと水分補給されている人は、少なからず目にします)

アリーナ外の会場内や周辺の屋台で、おにぎりや焼きそばなど、簡単な食べものが販売されるケースもあります。混んで待ち時間が長い時もあるため、予めコンビニなどで簡単な食べものやドリンクを調達し、会場に持ち込む方法もおすすめです。

Vリーグの試合ではチームによって方針が違い、試合会場ごとの確認が必要です。

©バレーボールステーション

たとえば、サントリーサンバーズの試合では、ビール販売をしてアリーナ内で飲食しながらの応援が可能な試合会場もあります。この時は飲食ブースやドリンクの種類も充実しています。
2020/21年シーズンは新型コロナの関係で無しになっているようです。

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2020/21年シーズンの特殊事情:新型コロナ感染対策

2020/21年シーズンは新型コロナの感染対策の影響で、例年とは異なる部分が生じています。

主な違いは下記の点です。

  1. 建物内へ入る時の検温チェックあり
  2. マスクの着用
  3. 飛沫感染や接触感染のリスクを伴う応援は禁止⇒応援幕や声出し応援NG(拍手はOK)
  4. 入り待ち出待ち不可
  5. 選手との接触があるものは無し(サインボールの投げ入れ無し、プレゼント渡しもNG)

Vリーグの新型コロナ対策について、さらに詳しいことは以下のページに記載があります。
2020-21 V.LEAGUEにご来場の皆さまへ

東京の墨田区総合体育館に掲げられていた注意の看板

Vリーグ,2020/21年シーズンの新型コロナ対策

入り待ち・出待ち禁止の看板(他の会場も同様でした)

Vリーグ,2020/21年シーズンの新型コロナ対策
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マナー編:途中入場、途中退場は可能?

試合開始時間に間に合わずに途中で参加する場合、また、お手洗いなどで途中で抜けて戻ることなどは可能です。

基本的には試合を観戦している他の人に迷惑とならないよう、インターバル(セットとセットの間)に移動する人が多いです。

試合やセット間の入退場が難しい場合、最低限プレーとプレーの間(プレーが途切れている時間)に素早く移動するのがよいかと思います(会場内の暗黙のルールのようになっています)。

なお、再入場の際にチケットの提示が求められるため、座席に戻る場合でも、入場チケットの携帯は忘れずに!

バレーボール観戦の関連情報

よろしければ、以下の記事もどうぞ。

バレーボール試合観戦,会場図の基本形
バレーボール観戦,試合会場図(基本形)
Vリーグ女子バレー,NECレッドロケッツ,JTマーヴェラス,とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)