イタリアのバレーボールリーグ、セリエA(スーペルリーガ)は、世界のスター選手が集まる、世界最高峰のバレーボールリーグです。
石川祐希選手がプレーするセリエAやチーム、注目の選手などについてまとめました。
イタリアのバレーボール “パッラヴォーロ”
パッラヴォーロとはイタリア語でバレーボールの意味。
イタリアではバレーボールチーム名にパッラヴォーロ(Pallavolo)と付いていることが多くあります。
もともとバレーボールはアメリカで生まれたスポーツ(バトミントンが原型)。
英語だと「Volley(ボレー=地面につかずに直接ボールにふれる)」の発音がなまってバレーボール(Volleyball)。
イタリアでは、ボールを意味する「Palla」と飛ぶの意味の「Volo」が組み合わさってできた言葉です。
イタリアのバレーボールリーグ 「スーペルリーガ」 とは?
イタリアではバレーボールリーグをレガ・パッラヴォーロ(Lega Pallavolo)と言います。
さらにセリエAの中で、セリエA1(13チーム)、A2(12チーム)、A3に分かれます。(女子リーグはA1とA2の2つ)
これは日本のVリーグでいうDivision1=V1(最上位リーグ)、Division2=V2(中位リーグ)、Division3=V3(下位リーグ)にあたるものです。
トップのセリエA1は「SuperLega(スーペルリーガ)」と呼ばれます。
スーペルリーガには、イタリア国内だけでなく、世界のトップクラスの選手が集まりプレーをしていて、世界一レベルの高いリーグの一つと言われます。
また、イタリア国内では、サッカーに次ぐ人気のあるスポーツの一つともされています。
イタリアセリエAの試合期間や試合数
レギュラーシーズンの試合数は26節、24試合(原則)
全チームで戦うレギュラーシーズンと、レギュラーシーズンで勝ち残った上位チームで最終順位の決定を行うプレーオフに分かれます。
例年、レギュラーシーズンは秋(10月)~春(3月下旬)にかけて、前半と後半のそれぞれに13節ずつあり、合計26節が行われます。
レギュラーシーズンでは、ホーム・アンド・アウェイ方式で各チーム2回ずつ対戦。
各節は日曜日を中心に試合を開催。年によっては日曜日に加えて、水曜日などの平日に行うことも。
毎節で1チームに休息週が設けられ、各1チームとも前半、後半それぞれで1回ずつ試合を行わない休憩の節があります。
休息週を除いたレギュラーシーズンの試合数は、1チーム1シーズンあたり、合計24試合ということですね。
レギュラーシーズンを勝ち残ったチームはプレーオフに進出します。
※全体の試合数(節数)は年によって多少前後しています。例えば、2020-21年シーズンは新型コロナや東京オリンピックの関係もあり、昨年の26節から22節となりました。
プレーオフ(Playoff)とは?下位リーグへの降格は?
プレイオフ(Play off)はVリーグで言う「ファイナルステージ」のようなもの。
レギュラーシーズンの上位数チームの間で行われる最終順位決定戦です。
例年だと、レギュラーシーズンで勝ち残った上位チームがプレーオフへ進出。プレーオフはれ4月~5月頃に行われます。
※プレーオフに進めるチーム数は8~10チームで、年によって多少前後しています。
プレーオフでの優勝はイタリア語で通称「スクデット(Scudetto)」と言い、イタリアでは大変な栄誉です。
一方、下位2チームが「セリエA2」に降格します。
2021年10月~2022年4月シーズンの最終結果により、ヴィーボ・ヴァレンティアとラヴェンナが降格。
翌2022年10月~2023年春シーズンは、セリエA2よりシエナが昇格してA1に加わりました。
その他のイタリアの大会(コッパ・イタリア)
シーズン中、単発で実施される重要な大会があります。
スーペルコッペ(Supercoppa, スーパーカップ)
昨シーズンの上位4チームで戦い、勝者を決める大会。
2019-2020年シーズンは、2019年11月1日、2日に行われ、ペルージャが優勝、モデナが準優勝となりました。
2020-2021年シーズンは9月下旬に行われ、ルーベ、ペルージャ、トレンティーノ、モデナが出場しました。
コッパ・イタリア(Coppa Italia, イタリア杯)
前半戦の終わりでトップ8位以内に入ったチームはコッパ・イタリア(Coppa Italia)への出場資格を得ます。
コッパ・イタリアは2日間かけ、トーナメント方式で優勝を決めます。
2020年1月22日、23日に行われ、2020年はルーベが優勝、ペルージャが準優勝となりました。
コッパイタリアの詳しいことはパワーバレーミラノの日本語公式サイトにわかりやすい解説がありますので、併せて参照されるとよいです。
コッパ・イタリア(2021年)について
イタリアセリエAバレーのチームや順位は?
2022/23年シーズンの順位(継続中)
2022-23年シーズンのセリエAのレギュラーシーズンは2022年10月1日~2023年3月12日で終了。
2022/23年レギュラーシーズン
終了時点の順位
1. ペルージャ
2. トレンティーノ
3. モデナ
4. ルーベ・チヴィタノーヴァ
5. ヴェローナ
6. ピアチェンツァ
7. モンツァ
8. ミラノ(石川祐希)
9. チステルナ
10. パドヴァ(髙橋藍)
11. ターラント
12位. シエーナ(セリエA2に降格)
セリエAの最終順位はプレイオフ後に決まります。
プレイオフはレギュラーシーズンの上位8チームが優勝を目指して戦うものです。
2022/23年シーズンのプレイオフは2023年3月19日~5月19日に行われます。
1位(優勝)、2位(準優勝):ルーベ・チヴィタノーヴァ、トレンティーノで継続中
3位. ピアチェンツァ
4位. パワーバレーミラノ(石川祐希)
5~8位:ペルージャ、モデナ、モンツァ、パドヴァで継続中
9位. ヴェローナ
10位. チステルナ
11位. ターラント
12位. シエーナ(セリエA2に降格)
プレイオフ:予選 準々決勝・8チーム |
2023年3/19~4/8 8チーム⇒4チームがセミファイナルへ進出 プレイオフ予選の日程と結果 |
プレイオフ:セミファイナル 準決勝・4チーム Flashscoreで見る |
2023年4/13~4/25 5戦中、先に3勝したチームが決勝へ セミファイナル日程と結果 |
プレイオフ:3位決定戦 Flashscoreで見る |
2023年4/30~5/14 5戦中、先に3勝したチームが3位 3位決定戦の日程と結果 |
プレイオフ:ファイナル 決勝 Flashscoreで見る |
2023年5/1~5/19 5戦中、先に3勝したチームが優勝 ファイナルの日程と結果 |
5位決定戦はこちら
5位決定戦 | |
5位決定戦 前哨戦(Preliminari) 敗者ステージ Flashscoreで見る |
2023年3/16~4/12 レギュラーシーズン9-11位の中から、5位決定戦に参加する1チームを決める 5位決定戦:前哨戦の結果 |
5位決定戦 予選(Girone) Flashscoreで見る |
2023年4/16~4/30 5チームの中からセミファイナルに進出する4チームを決める 5位決定戦予選の結果 |
5位決定戦 セミファイナル Flashscoreで見る |
2023年5月7日 5位を決める準決勝 5位決定戦:セミファイナルの結果 |
5位決定戦 ファイナル Flashscoreで見る |
2023年5月13日 5位を決める決勝戦 5位決定戦:ファイナルの結果 |
なお、石川祐希選手のパワーバレーミラノはレギュラーシーズンを8位で通過し、プレイオフへ進出。
プレイオフ予選で強敵ペルージャを2-3で破り、セミファイナル(準決勝)へ進出。
セミファイナルでは、昨年王者のルーベ・チヴィノーヴァを相手に善戦するも、惜しくも2-3で敗れました。
その後、4月30日~5月6日には3位決定戦に臨みましたが、ピアツェンツァに3-0で敗退。
2023年プレーオフ後のパワーバレーミラノの最終順位は4位となりました。
ミラノがセミファイナル(ベスト4)に進出したのはチーム史上初。
日本人初のセリエAのキャプテン・石川祐希選手が率いるパワーバレーミラノは、新たな歴史的一歩を刻みました。
ミラノの試合結果詳細はこちら
2021/22年シーズンの順位
石川祐希選手がプレーしたパワーバレーミラノはレギュラーシーズンを5位通過、プレイオフ後の2020/21年シーズンの最終結果は9位となりました。
西田有志選手がプレーしたビーボ・ヴァレンティアの最終順位は12位、髙橋藍選手がプレーしたパドヴァの最終順位は11位でした。
2021/22年レギュラーシーズン
終了時点の順位
( )内は勝ち点
1位:ペルージャ(67)
2位:ルーベ・チヴィタノーヴァ(57)
3位:トレンティーノ(53)
4位:モデナ(51)
5位:ミラノ(41) 石川在籍
6位:ピアチェンツァ(37)
7位:モンツァ(31)
8位:チステルナ(30)
9位:ヴェローナ(27)
10位:ターラント(26)
11位:パドヴァ(24) 髙橋在籍
12位:ビーボ・ヴァレンティア(22) 西田在籍
13位:ラヴェンナ(2)
2021/22年プレイオフ後
最終順位
1位:ルーベ・チヴィタノーヴァ
2位:ペルージャ
3位:トレンティーノ
4位:モデナ
5位:ピアチェンツァ
6位:チステルナ
7位:ヴェローナ
8位:モンツァ
9位:ミラノ 石川在籍
10位:ターラント
11位:パドヴァ 髙橋在籍
12位:ビーボ・ヴァレンティア 西田在籍
13位:ラヴェンナ
⇒プレイオフ(レギュラーシーズンの上位10チーム)
・上位4チームで優勝決定戦
・残り6チームで5位決定戦
==プレーオフ/最終順位==
優勝:ルーベ・チヴィタノーヴァ
⇒CEVチャンピオンズリーグ2023出場権獲得
準優勝:ペルージャ
⇒CEVチャンピオンズリーグ2023出場権獲得
ベスト4:トレンティーノ
⇒CEVチャンピオンズリーグ2023出場権獲得
ベスト4:モデナ
⇒CEVカップ2023出場権獲得
==プレーオフ5位決定戦の最終順位==
1 ピアチェンツァ 5勝0敗(勝ち点14)
⇒CEVチャレンジカップ2023出場権獲得
2 チステルナ 3勝2敗(勝ち点10)
3 モンツァ 3勝2敗(勝ち点9)
4 ヴェローナ 2勝3敗(勝ち点6) ※セット率0.91
5 ミラノ 2勝3敗(勝ち点6) ※セット率0.90
6 ターラント 0勝5敗(勝ち点0)
参考:月間バレーボール 2022年5月15日号
2020/21年シーズンの順位
石川祐希選手がプレーしたパワーバレーミラノはレギュラーシーズンを8位通過、プレイオフ後の2020/21年シーズンの最終結果は6位となりました。
2021年2月10日
レギュラーシーズン終了時点の順位
( )内はポイント数
1位:ペルージャ(54)
2位:チヴィタノーヴァ(51)
3位:トレンティーノ(47)
4位:モンツァ(39)
5位:ヴァレンティア(37)
6位:ピアチェンツァ(37)
7位:モデナ(34)
8位:ミラノ(33) 石川在籍
9位:ヴェローナ(23)
10位:ラヴェンナ(19)
11位:パドヴァ(15)
12位:チステルナ(7)
※上位チームの最終結果(優勝者)は2月下旬~3月に行われるプレーオフで決まります。
勝ち点は取ったセット数によって異なり、3-0、3-1の場合、勝利チームは勝ち点3で負けたチームは0。3-2だった場合、勝利チームに勝ち点2、負けたチームに勝ち点1が与えられます。
2021年4月25日
プレイオフ後のシーズン最終順位
( )内はポイント数
1位:チヴィタノーヴァ
2位:ペルージャ
3位:トレンティーノ
4位:モンツァ
5位:モデナ
6位:ミラノ 石川在籍
7位:ピアチェンツァ
8位:ヴェローナ
9位:ラヴェンナ
10位:チステルナ
11位:パドヴァ
12位:ヴァレンティア
現在の順位を調べる方法
レギュラーシーズン
イタリアバレーセリエAの現在(2021/22年レギュラーシーズン)の順位表で調べられます。
「Season」や「Championship」のプルダウンメニューで見たい内容を指定すると検索できます。
ただ、最終順位決定戦「プレイオフ」はトーナメントや勝ち点方式で行われ、この順位表に完全には反映されません。
各種スポーツの試合結果や速報を専門に発信しているフラッシュスコアを併用するとよいかもしれません。
参考記事
チーム順位のほか、個人成績の調べ方を解説
↓
セリエA1のチーム紹介
セリエA男子トップDIVISION(A1:スーペルリーガ)のチーム数は例年12~13チーム。
新型コロナ禍やチーム事情を受けて、若干前後しています。
※チーム数の推移
2019年10月~20年春:13チーム
2020年10月~21年春:12チーム
2021年10月~22年春:13チーム
2022年10月~23年春:12チーム
チーム名は「スポンサー名+地域名」で呼ばれることもありますが、スポンサーによって名前が変わるので、むしろ「地名」または恒久的な「正式チーム名」で呼ばれることが多いです。
パワーバレーミラノ:正式チーム名
アリアンツ・ミラノ :スポンサー名
---
パドヴァ:地名、通称
パッラヴォーロ・パドヴァ:正式チーム名
キオエネ・パドヴァ :スポンサー名
下は2019-2020年シーズンの計13チームの名称と順位表です(新型コロナでシーズン途中終了時点)。
チーム名リンクをクリックすると別ページで選手一覧表が開きます。
順位 | チーム名(通称) | 勝点 | チーム名(正式) | ホームタウン |
---|---|---|---|---|
1 | チヴィタノーヴァ (ルーベ) | 53 | Cucine Lube Civitanova | 地図❶ |
2 | モデナ | 52 | Leo Shoes Modena | 地図❷ |
3 | ペルージャ | 51 | Sir Safety Conad Perugia | 地図❸ |
4 | トレンティーノ | 45 | Itas Trentino | 地図❹ |
5 | ミラノ | 36 | Allianz Milano | 地図❺ |
6 | ラヴェンナ | 26 | Consar Ravennna | 地図❻ |
7 | パドヴァ | 25 | Kioene Padova | 地図❼ |
8 | ヴェローナ | 24 | Calzedonia Verona | 地図❽ |
9 | モンツァ | 23 | Vero Volley Monza | 地図❾ |
10 | ピアチェンツァ | 18 | Gas Sales Piacenza | 地図❿ |
11 | チステルナ (旧ラティーナ) | 16 | Top Volley Cisterna | 地図⓫ |
12 | ヴァレンティア | 16 | Tonno Callipo Calabria Vibo Valentia | 地図⓬ |
13 | ソラ 2部リーグへ降格 | 5 | Globo Banca Popolare del Frusinate Sora | 地図⓭ |
イタリアのセリエAの強豪チームは?
セリエAの4強と言われるのが、ルーベ、ペルージャ、モデナ、トレンティーノです。
この4チームがどれだけ強いかは、下の過去5年間のレギュラーシーズンの順位表を見るとわかります。
上位1~3位をほとんどがこの4チームで独占しています。
例年、移籍による選手の出入りが激しいリーグにもかかわらず、成績は上位で安定。
この4つのトップチームには、毎年イタリア、ブラジル、アメリカなど、高さ、速さ、強さ(パワー)を兼ねそろえた世界の有名選手が名を連ねます。
注)「ルーべ」は地名で「チヴィタノーヴァ」と呼ばれることも多いが、同じチーム(正式名:Cucine Lube Civitanova)
順位 | 2021-22年 シーズン | 2020-21年 シーズン | 2019-20年 シーズン | 2018-19年 シーズン | 2017-18年 シーズン | 2016-17年 シーズン | 2015-16年 シーズン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルーベ | ルーベ | ルーベ | ペルージャ | ペルージャ | ルーベ | ルーベ |
2 | ペルージャ | ペルージャ | モデナ | トレンティーノ | ルーベ | トレンティーノ | モデナ |
3 | トレンティーノ | トレンティーノ | ペルージャ | ルーベ | モデナ | ペルージャ | トレンティーノ |
4 | モデナ | モンツァ | トレンティーノ | モデナ | トレンティーノ | モデナ | ヴェローナ |
5 | ピアチェンツァ | モデナ | ミラノ | ミラノ | ヴェローナ | ヴェローナ | ペルージャ |
6 | チステルナ | ミラノ | ラベンナ | ヴェローナ | ミラノ | ピアチェンツァ | モルフェッタ |
7 | ヴェローナ | ピアチェンツァ | パドヴァ | パドヴァ | ピアチェンツァ | モンツァ | パドヴァ |
イタリアセリエAバレー選手の身長やランキング
イタリアのバレーボールリーグ、セリエA男子約170名(全選手)の平均身長は約197cmです。
※2021年2月時点:トップディビジョンの登録選手で集計(セリエA公式サイトのデータより)。
イタリアのセリエAで攻撃の中心となるスパイカー(アウトサイドヒッター、オポジット)とセンター(ミドルブロッカー)のポジションでプレーする約120名の男子選手の平均身長は約201cm。
イタリアのセリエAのセッター26名の平均身長は約192cm。
どのポジションでも日本人バレーボール選手の平均的な身長より10cm前後高いと言えます。
平均身長やランキング詳細は下記の記事にまとめています。
イタリアセリエAバレーの注目スター選手は?
イタリアでは外国人枠(イタリア国外の選手)の制限があり、コートには常に3人以上のイタリア人選手がいなくてはいけないルールがあります。
イタリアでは毎年の移籍シーズンになると、選手の入れ替わりがたくさんあり、メンバーの半分くらい入れ替わってしまうチームもあります。
どの選手がいるかでチームの戦術が変わってくるところも、イタリアリーグの面白さです。
チームごとの注目選手はこちらの記事にまとめています。
参考:CEV欧州バレーボール連盟主催の国際大会
セリエAでは例年、イタリア国内の試合以外にクラブチームによる国際大会が行われています。
中でもCEV(Confédération Européenne de Volleyball=欧州バレーボール連盟)が主催する欧州のクラブチームによる大会はヨーロピアン・カップス(Europian Cups)と呼ばれ、上から順に「チャンピオンズ・リーグ」「CEVカップ」「チャレンジカップ」があります。
それぞれ各国の上位チームが出場します。
ヨーロピアン・カップス
チャンピオンズ・リーグ:3 クラブ
(1)プレイオフ優勝クラブ
(2)プレイオフ優勝クラブを除いたレギュラーシーズンの最上位クラブ
(3)プレイオフ準優勝クラブ
(4) (2)と(3)が重複した場合は、すでに出場確定している2 クラブを除いたレギュラーシーズンの最上位クラブ
CEV カップ:1 クラブ
(1)「コッパ・イタリア」の優勝クラブ(チャンピオンズ・リーグ出場が確定していない場合)
(2) (1)がすでにチャンピオンズ・リーグへの出場が確定している場合、チャンピオンズ・リーグへの出場を獲得していないクラブの中で、レギュラーシーズンの最上位クラブ
CEV チャレンジカップ:1 クラブ
プレイオフ5 位獲得クラブ
上記引用元:バレーボールマガジン
CEVチャレンジカップとは?
CEVチャレンジカップはヨーロッパ22か国から33クラブが参加する国際大会。勝ち残れば、ベスト8、ベスト4、semi-final、FinalとそれぞれHOME&AWAY方式で試合が続きます。
2020/21年はコロナ禍のため開催方式が変則的で、移動を少なくした1ヵ所の会場で勝者を決めてゆくバブル方式も採用されました。
イタリアからは前シーズン5位の1チームが出場。
2020/21年シーズンは日本代表の石川祐希選手が所属するパワーバレーミラノがCEV「チャレンジカップ」に出場、優勝しています。
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CEV主催試合の視聴法
(当サイトの解説)
世界クラブ選手権
欧州以外ではFIVB国際バレーボール連盟が主催する「世界クラブ選手権」などがあります。
バレーボール男子世界クラブ選手権
英語: FIVB Men’s Club World Volleyball Championship
各大陸のクラブチーム王者が集い、世界一のクラブを決める大会。
5大陸の各王者、開催国王者、ワイルドカード(主催者推薦)2チームの合計8チーム。
1989年からはじまり、1992~2008年の休止期間を挟んで2009年から再開。2020年はコロナ禍により実施されていない。
過去15回の開催で、イタリアが10回の優勝を果たしている。このことからもイタリアが世界最高峰の男子バレーボールリーグであることがわかる。
次に上位入賞が多いクラブはブラジル、ロシア。
イタリアバレーボール、セリエA・スーペルレガ まとめ
イタリアのプロ・バレーボールリーグ、セリエAについてまとめました。
よろしければ、以下の記事もどうぞ!
・11チームがプレーオフへ出場
・2部リーグへの降格なし
・開催は2月下旬~4月