バレー石川祐希のイタリア所属チーム歴(ミラノ移籍)、個人成績は?

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龍神NIPPON、全日本男子代表バレーボールのエース、石川祐希選手は、世界最高峰のバレーボールリーグ、イタリアのセリエAでも活躍中です。

この記事では石川選手のイタリアのバレーリーグでの歩み、契約チームなどをまとめています。

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石川祐希が現在所属しているイタリアのチーム

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石川祐希選手は2020/21年シーズン「パワーバレーミラノ(Power Volley Milano)」に在籍しましたが、2021/22年シーズンもパワーバレーミラノでプレーすることを発表しています。

イタリアのバレーボールリーグは各国トップクラスの選手が集まる男子では世界最高峰のバレーボールリーグ

石川祐希選手は大学1年生の時に初めてイタリアのプロバレーボールリーグ、セリエAへ3か月の短期バレー留学。

大学生としてイタリアのプロリーグでプレーするのは石川祐希選手が初のことでした。

大学卒業後、日本のVリーグではなくイタリアのプロチームと契約。

2020年9月~2021年4月はプロ3年目のシーズンとなりましたが、素晴らしい活躍と成績を残しています。

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石川祐希:イタリア セリエAでの通算成績

イタリアのプロバレーボールリーグでは、日本のVリーグのように長年にわたって同じチームに在籍する選手だけでなく、毎年移籍してゆく選手が数多くいます。

2020/21年シーズン終了時点の石川祐希選手のイタリアでの所属チーム歴と個人得点数は下記のとおり。

(   )内はセリエAリーグ内での得点数ランキング順位

  • 2014/15年モデナ
    中央大学1年
    3か月間のバレー留学
    29得点(100位圏外)
  • 2015/16年 中央大学2年
    イタリアでのプレーなし
  • 2016/17年ラティーナ
    90得点(99位)
    中央大学3年
  • 2017/18年ラティーナ
    218得点(57位)
    中央大学4年
  • 2018/19年シエナ
    376得点(20位)
    プロ初シーズン
  • 2019/20年パドヴァ
    252得点(22位)
    プロ2シーズン目
    コロナ禍で途中終了
    MVP:3回受賞
    (11/20、11/23、12/1)
  • 2020/21年ミラノ
    470得点(8位)
    プロ3シーズン目
    MVP:6回受賞
    (9/13コッパイタリア、10/3、10/11、11/7、4/8、4/18)

イタリアリーグでのプレーが6シーズン目となった2020/21年シーズンは、総得点数でセリエA全体のベスト10入りを果たしました。

2020/21年シーズン終了時点
セリエA6シーズン
通算総得点数:1435点

<内訳>
・アタック1203得点
・サービスエース116得点
・ブロック116得点

引用元©セリエA公式(2020/21シーズン終了時点)

以下はイタリア・セリエA通算の詳細データです(CEVチャレンジカップなどの国際試合は含まず)。

リンクをクリックするとデータ元を表示します。

シーズン年
10月-4月頃
チーム名試合数セット数総得点総得点ラン
キング順位
サービス
エース
レセプシ
ョン本数
アタック
本数
スパイク
決定率%
ブロック
決定本数
2014/15年モデナ191629点100位圏外3443964.1%1
2015/16年中央大学--------
2016/17年ラティーナ194590点99位920514950.3%6
2017/18年ラティーナ3071218点57位1735134054.1%17
2018/19年シエナ26111376点20位2966666846.4%37
2019/20年パドヴァ2074252点22位3042242348.7%16
2020/21年ミラノ41139470点8位2864187146.3%39
合計155456143511623292490116
<データに含まれる数字>
RS+PO+PO5posto+CI で調査
RS:レギュラーシーズン
PO:プレイオフ
PO5posto:5位決定戦
CI:コッパイタリア
※2019/20年:シーズン途中終了
※2020/21年:プレーオフ予選・本戦・5位決定戦を含む

 

参考記事)
イタリア・セリエAで活躍する選手の出身国や体の大きさは?

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石川祐希の2014ー15年:パッラヴォーロ・モデナ

2014年12月~2015年3月のシーズンに所属したのは、パッラヴォーロ・モデナ(通称:モデナ)。

モデナはセリエAの中でも最強チームの一つ。

1966年に創設され、セリエA優勝10回、コッパイタリア優勝11回、欧州チャンピオンズリーグで4回優勝してます。

特に1980年代から90年代にかけて多くのイタリア代表選手がモデナから出ていました。

出典:https://www.worldofvolley.com/

石川選手は2014年12月(中央大学1年)の全日本インカレ終了後、約3ヶ月の短期移籍でモデナに加入しましたが、スタメン出場できたのは15試合中の2試合のみ。

しかし石川選手は世界男子バレーボールの中でも強豪のイタリアで、日本との差を感じつつも、世界レベルは近いところにあることも感じたようです。

世界の壁に打ちひしがれるのでなく「世界最高峰リーグでも通用する、これならやれる!」って思ったところが、まさに石川選手のすごさですね!

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石川祐希の2016ー18年:ラティーナ(現:チステルナ)

モデナから日本に戻ったのち、2016年の(大学3年)のシーズン終了後、石川選手は再び3か月間の短期バレー留学でイタリアのプロリーグ、セリアAへ。

2016年12月~2017年4月のシーズンに所属したのは、トップバレー・ラティーナ(現在、チーム名はチステルナに改名)。

ラティーナは1972年に創設。2013年にはCEVカップ(欧州バレーボール連盟杯)で準優勝、2014年チャレンジカップで準優勝。調子を上げてきているチームです。

石川選手はその後一時帰国しますが、ラティーナに残留し、2018年の冬、再び、ラティーナに加わります。

この頃になると、石川選手はイタリアでの活躍に手ごたえを感じ始めていたようです。

自分のことでいうと、いろんな指示が(イタリア語で)だいぶ理解できるようになってきたので、プレーがしやすくなりましたね。こちらから何かを言おうとするときには言葉に詰まることもありますが、ある程度は伝えられるようになってきたので、そこは過去2回とは違うかなと思います。引用元:Sportiva

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石川祐希の2018年-19年:エマ・ヴィラズ・シエナ

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大学卒業後、石川祐希はセリエA-1部のエマ・ヴィラズ・シエナ(通称:シエナ)に移籍。

プロのバレーボール・プレーヤーとして最初のシーズンをむかえました。

石川選手はシーズン開幕戦のスタメンとして出場。チームの主力選手としてプロ1年目の初戦を終えました。

シエナでは全26試合にスタメン出場し、376得点をあげました!

はじめての海外移籍でのモデナ(三か月短期移籍)では、2試合で28得点ですので、シエナでは大活躍したことがわかりますよね。

エマ・ヴィラズ・シエナ 石川祐希
出典:https://www.emmavillasvolley.com
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石川祐希の2019年-20年:キオエネ・パドヴァ

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2019-20年シーズンに所属したチームがキオエネ・パドヴァ(通称:パドヴァ)。

2009年に元全日本男子バレーの代表選手だった越川優選手も一時所属していたチームです。

パドヴァは1971年に創設し、比較的歴史の長いチームですが、近年は全12チーム中で中間くらいの順位が多め。

  • 2019/20年:7位(シーズン途中終了)
  • 2018/19年:7位
  • 2017/18年:9位
  • 2016/17年:12位

2019-20年シーズンは石川祐希選手が加入してチームも調子を上げ、プレーオフ(上位チームの最終決戦)進出の可能性がありました。

しかしながら、2月以降の新型コロナウィルスの感染拡大でシーズンが途中終了。

パドヴァはその時点の7位で2019-20年シーズンを終えました。

パッラヴォーロ・パドヴァ 石川祐希
出典:https://www.padovagoal.it

石川祐希:パドヴァ時代の個人のランキング

セリエAの公式サイトでは選手個人のパフォーマンスがポイント数で評価されています。

以下は2019-20年シーズンの石川選手のデータ。

石川祐希選手の総得点数は252点。

内訳はサービスエースが30点、スパイク得点が206、ブロック16得点でした(途中終了のレギュラーシーズン+コッパイタリア)。

注目すべきはレセプション数(サーブレシーブ)422

サーブレシーブを受けたスパイカーはスパイクへの十分な体勢をとれないことが多くなり、攻撃上は不利な状況になります。

しかし、石川選手は攻守両面で高いパフォーマンスを発揮していました。

また、大事な局面でサービスエースを決めたことが、後半のチームの好調に結びついています。

シーズンが途中終了しなければ、さらに真価を発揮していた可能性が高いと言えるでしょう。

上の表はセリエA公式サイトでの2019-20年シーズン全体での総得点数ランキング。

石川祐希選手はリーグ全体でも22位にランクインしました。

パドヴァの中ではオポジットのエルナンデス選手(全体で3位)に次ぐ2位。

エルナンデス選手をはじめ、上位20位内にランクインしている選手の多くはオポジット。基本サーブレシーブを受けずに攻撃に専念できるポジション。

アウトサイドヒッターである石川祐希選手はサーブレシーブも数多く行います。

チーム内で求められている役割が異なるため、一概にポジションが異なる選手の活躍をトータルポイントだけで比較は難しいところ。

(たとえば、エルナンデス選手はトータル384点でもレセプション数は9で、サーブレシーブはほとんど受けずにスパイクに専念するため、得点数は多め)

攻守両面で優れた石川祐希選手が、世界トップクラスの選手たちが集まる中で、このランクインはすごいことですね。

石川祐希の2020年以降:パワーバレーミラノに在籍

2020-21年シーズン

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©https://www.powervolleymilano.it/roster/

2020年6月10日、石川祐希選手がセリエAの強豪チーム、パワーバレーミラノへ加入することが発表されました。

ミラノは4月下旬から石川祐希選手にオファーを出していたことを明らかにしていましたが、石川祐希選手は6月11日の記者会見でミラノへの移籍を報告。移籍の理由や抱負を語りました。

会見動画(約7分)
(石川選手のインスタより)

パワーバレーミラノは2017年、18年にシーズンの最後に上位チームで試合を行うプレーオフに進出。

2019-20年シーズンの順位は13チーム中の5位(7位のパドヴァよりも上位)。

イタリア代表のマッテオ・ピアノはじめ、世界トップクラスの有名選手らが所属しています。

2020/21年シーズン
パワーバレーミラノの最終順位:6位
※レギュラーシーズンを8位通過後、フレイオフにて最終順位が決定

「2020/21年シーズンパワーバレーミラノの戦いの記録」はこちら。

2020/21年:石川祐希の個人成績やランキング

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2020/21年シーズン
セリエAでの総得点数

470得点(41試合出場)

<470点の内訳>
レギュラーシーズン 302点
プレイオフ 68点
コッパイタリア 36点
5位決定戦 64点

総得点数470はセリエA全体の中でも堂々の8位!!
パワーバレーミラノで№1

上のランキング表をネットで見る
(データ元:セリエA公式)

CEVチャレンジカップ(欧州32か国のクラブが対抗する大会)での得点数など、シーズン全体の総得点すは514得点でチーム2位。

以下の引用文はパワーバレーミラノの公式サイトに掲載されたシーズンを全体を振り返った総評記事の一部です。

Dietro di lui, per numero di punti realizzati, il talento di Yuki Ishikawa: il numero 14 giapponese si ferma a quota 514, risultando però il miglior dei suoi in Superlega con 470 punti in 41 match.

※出典:2020/21年シーズン総括レポート
(パワーバレーミラノ公式)

パトリィの次に得点数を獲得したのは、才能あふれる背番号14番の日本人、石川祐希だ。彼の得点数は514点にとどまったが、SuperLegaでは41試合で470点を記録し、チームの中で最高の成績を収めた

※日本語訳出典:Sapere e Pensare

「talento(タレント,才能)」という言葉が使われていますが、石川選手のバレーの技術は世界最高峰リーグのセリエAでも既にトップクラスにあると言って過言でないでしょう。

これはアメリカのプロ野球、メジャーリーグ(MLB)でのイチロー選手の姿と重なります。

イチロー選手はフィジカルの強い大型選手が多い中、類まれな技術で数々の記録をたたき出し、トップ選手として活躍。石川選手もバレーボールのパフォーマンスにおいて「体格がすべて」ではないことを証明しています。

(ちなみに二人とも愛知県出身でイチローは愛工大名電、石川選手は星城高の出身)

STATS(成績表)を見る方法、一覧表の用語説明など、各種データを調べる方法は以下の記事にまとめています。

©LegaPallavolo(SerieA Volleyball)

2021-22年シーズン

石川祐希選手は2021/22年シーズンもパワーバレーミラノでプレーすることを発表しています。

以下は5月14日に公開された2021/22年シーズンに関する動画

2021/22年シーズンの契約時、パワーバレーミラノのフサロ会長とのスナップショット。

石川祐希選手の関連情報

よろしければ、以下もどうぞ。

AllianzCloud,アリアンツクラウド,ミラノ,バレーボール
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